クヌギの勉強記

こんにちは、クヌギです。このブログでは情報処理技術者試験を中心とした各種資格の勉強を記録していきます。

SC合格のためにしたこと(午前問題対策)

こんにちは、クヌギです。

昨日書いた記事(SC合格のためにしたこと(午後問題対策) - クヌギの勉強記)で情報処理安産確保支援士試験(以下SC)に合格するためにしたことというテーマに沿って午後問題の勉強法を紹介していきました。今回は午前問の対策について紹介していきます。

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どのタイミングで始めるか

皆さんは情報処理技術者試験を受験するにあたって、午前問題の対策はいつ頃始めていますか?このタイミングとして僕がおすすめするのは2か月前からの開始です。その理由をお伝えします。

・2か月なら知識の抜けが起きにくい

これは科学的に何かあるというわけではないのですが、今まで5年間情報処理技術者試験の勉強をしてきた僕が感じたことです。
試験勉強開始と同時に午前問の対策をし始めた試験は、必ずと言っていいほどに午前問の点数が悪いです。今回合格したSCも午前問題の対策は2か月前から始め、点数は「88点」でした。
2か月前から、と冒頭で言いましたが皆さんが勉強を始めるタイミングによって変わってきます。皆さんが試験の何か月前から勉強を開始するかにもよりますが、前・中・後と分けるのであれば「中」のタイミングでスタートするのがいいと思います。

・2か月で十分合格レベルまで持っていける

午前問題は知識がないと解けないと思っている方はいますでしょうか?それは半分正解で半分ハズレの考え方です。というのもITパスポート、基本情報技術者試験をはじめ、各高度区分の試験に至っても午前問題に過去問題と同じ問題が出てくる確率は6割近くあります。つまり極論、すべての過去問を暗記しておけばぎりぎり合格は可能です。ぶっちゃけ記号を覚えるだけで勝てます(笑)
ただこのような確率があっても午前問題で不合格になってしまう方はいます。そういった方は勉強時間が少ないか、自分に合っていない勉強法をしているかの二択です。この記事を見て勉強法の選択肢を広げてみてください。

具体的な勉強法

この勉強法については「過去問を解く」に限ります。基本暗記ゲーなのであまり考える必要がありません。効率的に過去問を解くことができるWebサイトが存在しますので、そのサイトを使って勉強してみてください。情報処理技術者試験受験者の誰もが使っている「過去問道場」というサイトです。以下リンク
www.sc-siken.com
とりあえずこのサイトで2,3周勉強をすれば合格に手が届くレベルにはなっていると思います。しかし高得点を取りたい方や、自分が安心できる点数を取りたい方はこれだけでは足りません。
毎回3~4割程度は過去問に出たことのない問題が出てきます。それが既出の技術に関するものであれば正解することは難しくないと思いますが、新技術に関する問題が出てくる場合があります。
その対策をするためにはIPAの公式サイト(IPA 独立行政法人 情報処理推進機構)の中の活動の報告やセキュリティに関する報告などを頻繁に読むようにしましょう。こういった部分を読んでいると新しい技術にも対応することができます。

試験当日の心構え

では最後に試験当日の心構えについてお話します。
試験当日は誰もが緊張します。人は緊張している中では自分の中の最大限のパフォーマンスを発揮することはできません。それは初めから覚悟しておいたほうがいいです。だからこそ問題が終わったからと言って伏せたり、途中退室可能になったからと言って退室したりするのはやめておきましょう。最後の1秒まで問題を見直しを続けることで回答に対する自信がつき、次の問題へのモチベーションが上がります。
このモチベーションが午後の問題につながると、合格する可能性は格段に上がります。


ここまで記事を読んでくださり、ありがとうございます。
世の中には様々な勉強法があふれており、その中には自分に合った勉強法も合わない勉強法も存在します。今回紹介する勉強法が少しでも皆さんの役に立てば幸いです。



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SC合格のためにしたこと(午後問題対策)

こんにちは、クヌギです。

僕は令和元年度秋期情報処理試験で「情報処理安全確保支援士試験」(以下SC)に一発合格することができました。
今回は僕が合格するために行ったことなどを紹介していきたいと思います。

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初めに

まず初めに僕がSCを受験しようと動機について軽く説明します。
理由は大きく分けて2つあるのですが、1つ目は
・セキュリティ分野が好きだったから
です。高校生の頃に基本情報技術者試験を受験したのですが、各分野の問題を解く中で一番セキュリティ分野の点数がよかったです。
良い点数が取れるとその分モチベーションも上がってどんどん好きになっていきました。
もう1つの理由として
・これから需要が高まると予測されるため
という理由があります。この理由について少し説明していきます。
一昔前まで個人情報は紙ベースで、金庫などに保管されていました。しかし情報がデータでやり取りされていくようになり、データの保存方法について「暗号化」が採用される時代になりました。この暗号化という技術が「セキュリティ」という分野によるものなのです。これからキャッシュレスの考えが当たり前になり、お金という概念が「データ」によるものになる時代が到来します。そうなればますます「セキュリティ」の重要性が高まります
以上の2つが僕がSCを受験しようと思った理由です。

行ったこと

ではここからは実際に僕の体験を踏まえて、合格するために実際に行ったことを「序盤、中盤、終盤、当日」に分けて紹介していきます。

序盤

まず序盤に行ったのは知識の定着と、自分に自信をつけることです。皆さんは試験勉強を始めようとするとき、初めに何を行いますか?例えば

  1. 参考書を何周も読む
  2. とりあえず単語を覚える
  3. 過去問から始める

などなど、様々な方法がありますよね。僕はあまり要領がいいほうではなく、参考書を読んでもすぐに忘れてしまいます。だから僕は上記の3つの方法をミックスした勉強法を取り入れました。
その方法とは「過去問を問題の種類ごとに分けておき、参考書のある分野の範囲を読んだすぐ後にその分野に関する過去問を解く」です。一言で説明しようとするとわかりにくくなってしまいますね^^;
例を挙げて説明します。セキュリティという分野の中にも「メール」、「物理セキュリティ」、「ボット」などの様々な分野が存在します。この方法では事前に各分野ごとに過去問題を分けておいて、参考書で「メール」に関する文章を見たなら「メール」に関する問題を解く、といった感じで学習を進めていきます。この方法の何がいいかというと自分に自信がつくという点です。この「自信」という点は試験を受ける際に最も重要な要素の一つだと思います。ですからこの勉強法で一通りの過去問題は解いてみましょう。

中盤

次に中盤には何を行えばいいのか。この段階に入る際には過去問は一通り解き終わっている前提ですが、過去問の復習をします。序盤で各分野の問題を解いたと思いますが中盤ではその問題用紙と解答用紙を使って勉強を行います。
具体的には問題をざっと読んでから自分の過去の解答に目を通し、自分が過去になぜそこで間違えたのかを思い出し反省するということをします。これをすることで間違った解き方を自分の頭から排除することができます。

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これを参考に忘れないうちに復習!
上の画像の期間を目安に復習を行うようにしましょう。

終盤

この終盤の段階では問題に対する時間の使い方を感じ取ります。本番の試験では「わからない問題は飛ばし、次の問題に取り掛かる判断」というのが大切になります。この判断力を養うためには自分が1つの問題にどれだけ時間を費やさなければならないかを知っておかなければなりません。この能力を養うために過去問題を丸一回分時間を測って通してみてください。もしお金に余裕があるのならば模試問題を事前に申し込んでおくと、解いたことのない問題が解けるためなおいいです。

当日

最後に当日ですが僕はこれといって特別なことはしませんでした。もともと午後問題に関しては当日には何も対策しない派なので^^;
ただもし対策をするとなれば中盤で行っていた復習を行います。この勉強法は非常におすすめです!あとは最後まで途中退室をすることなく問題に取り組むことが合格するコツです!

最後に

ここまで読んでくださり、ありがとうございます。今回は僕がSCに合格した経験をもとにどんなことをしたかについてまとめてみました。この記事が少しでも皆さんの勉強の手助けになればうれしいです。みんなで合格を目指して頑張りましょう!



出典:IPA 独立行政法人 情報処理推進機構


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情報処理技術者試験の解説(後編)

こんにちは、クヌギです。
前回(情報処理技術者試験の解説(前編) - クヌギの勉強記)の続きです。
今回は試験区分の中の高度試験についてです。

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ITストラテジスト試験(ST)

試験概要

「高度IT人材として確立した専門分野をもち、企業の経営戦略に基づいて、ビジネスモデルや企業活動における特定のプロセスについて、情報技術(IT)を活用して事業を改革・高度化・最適化するための基本戦略を策定・提案・推進する者。また、組込みシステム・IoTを利用したシステムの企画及び開発を統括し、新たな価値を実現するための基本戦略を策定・提案・推進する者を認定する試験」
この資格はITを企業の戦略に生かす能力を認定する試験です。経営者などに求められる資格かもしれません。

試験形式

午前Ⅰ 午前Ⅱ 午後Ⅰ 午後Ⅱ
試験時間 50分 40分 90分 120分
出題数 30問 25問 2/4問 1/3問
形式 多肢選択式 多肢選択式 記述式 論述式
合格基準 60/100 60/100 60/100 A判定

システムアーキテクト試験(SA)

試験概要

「高度IT人材として確立した専門分野をもち、ITストラテジストによる提案を受けて、情報システム又は組込みシステム・IoTを利用したシステムの開発に必要となる要件を定義し、それを実現するためのアーキテクチャを設計し、情報システムについては開発を主導する者」
この試験に合格すると要件定義における分野では最も力を証明しやすくなると思います。

試験形式

午前Ⅰ 午前Ⅱ 午後Ⅰ 午後Ⅱ
試験時間 50分 40分 90分 120分
出題数 30問 25問 2/4問 1/3問
形式 多肢選択式 多肢選択式 記述式 論述式
合格基準 60/100 60/100 60/100 A判定

プロジェクトマネージャ試験(PM)

試験概要

「高度IT人材として確立した専門分野をもち、システム開発プロジェクトの目標の達成に向けて、責任をもって、プロジェクト全体計画(プロジェクト計画及びプロジェクトマネジメント計画)を作成し、必要となる要員や資源を確保し、予算、スケジュール、品質などの計画に基づいてプロジェクトを実行・管理する者を認定する試験」
プロジェクトにはPMというプロジェクトごとのリーダが存在します。この試験はその資質を証明するものです。

試験形式

午前Ⅰ 午前Ⅱ 午後Ⅰ 午後Ⅱ
試験時間 50分 40分 90分 120分
出題数 30問 25問 2/3問 1/2問
形式 多肢選択式 多肢選択式 記述式 論述式
合格基準 60/100 60/100 60/100 A判定

ネットワークスペシャリスト試験(NW)

試験概要

「高度IT人材として確立した専門分野をもち、ネットワークに関係する固有技術を活用し、最適な情報システム基盤の企画・要件定義・開発・運用・保守において中心的な役割を果たすとともに、固有技術の専門家として、情報セキュリティを含む情報システムの企画・要件定義・開発・運用・保守への技術支援を行う者を認定する試験」
この試験はネットワーク分野における専門性を証明することができます。

試験形式

午前Ⅰ 午前Ⅱ 午後Ⅰ 午後Ⅱ
試験時間 50分 40分 90分 120分
出題数 30問 25問 2/3問 1/2問
形式 多肢選択式 多肢選択式 記述式 記述式
合格基準 60/100 60/100 60/100 60/100

データベーススペシャリスト試験(DB)

試験概要

「高度IT人材として確立した専門分野をもち、データベースに関係する固有技術を活用し、最適な情報システム基盤の企画・要件定義・開発・運用・保守において中心的な役割を果たすとともに、固有技術の専門家として、情報システムの企画・要件定義・開発・運用・保守への技術支援を行う者を認定する試験」
この試験はDB分野において専門性を証明できるものです。「ビッグデータ」などが重要視されている今、その管理を担う方に求められる資格です。

試験形式

午前Ⅰ 午前Ⅱ 午後Ⅰ 午後Ⅱ
試験時間 50分 40分 90分 120分
出題数 30問 25問 2/3問 1/2問
形式 多肢選択式 多肢選択式 記述式 記述式
合格基準 60/100 60/100 60/100 60/100

エンベデッドシステムスペシャリスト試験(ES)

試験概要

「高度IT人材として確立した専門分野をもち、IoTを含む組込みシステムの開発に関係する広い知識や技能を活用し、最適な組込みシステム開発基盤の構築や組込みシステムの設計・構築・製造を主導的に行う者を認定する試験」
特に組込みシステム分野に関する専門性を証明できる試験です。どんどん便利になっているIOTに関連するものです。

試験形式

午前Ⅰ 午前Ⅱ 午後Ⅰ 午後Ⅱ
試験時間 50分 40分 90分 120分
出題数 30問 25問 2/3問 1/2問
形式 多肢選択式 多肢選択式 記述式 記述式
合格基準 60/100 60/100 60/100 60/100

ITサービスマネージャ試験(SM)

試験概要

「高度IT人材として確立した専門分野をもち、情報システム全体について、安定稼働を確保し、障害発生時においては被害の最小化を図るとともに、継続的な改善、品質管理など、安全性と信頼性の高いサービスの提供を行う者を認定する試験」
この試験はITにおけるサービスを行うにあたって品質の管理などが問われる試験です。

試験形式

午前Ⅰ 午前Ⅱ 午後Ⅰ 午後Ⅱ
試験時間 50分 40分 90分 120分
出題数 30問 25問 2/3問 1/2問
形式 多肢選択式 多肢選択式 記述式 論述式
合格基準 60/100 60/100 60/100 A判定

システム監査技術者試験(AU

試験概要

「高度IT人材として確立した専門分野をもち、監査対象から独立した立場で、情報システムや組込みシステムを総合的に点検・評価・検証して、監査報告の利用者に情報システムのガバナンス、マネジメント、コントロールの適切性などに対する保証を与える、又は改善のための助言を行う者を認定する試験」
この試験に合格しているとシステム監査人としての信頼が得られます。

試験形式

午前Ⅰ 午前Ⅱ 午後Ⅰ 午後Ⅱ
試験時間 50分 40分 90分 120分
出題数 30問 25問 2/3問 1/2問
形式 多肢選択式 多肢選択式 記述式 論述式
合格基準 60/100 60/100 60/100 A判定

情報処理安全確保支援士試験(SC)

試験概要

「サイバーセキュリティに関する専門的な知識・技能を活用して企業や組織における安全な情報システムの企画・設計・開発・運用を支援し、また、サイバーセキュリティ対策の調査・分析・評価を行い、その結果に基づき必要な指導・助言を行う者を認定する試験」
主にセキュリティ分野における専門性を証明するものです。ITが生活に浸透している現代で最も必要な知識の一つだと思います。

試験形式

午前Ⅰ 午前Ⅱ 午後Ⅰ 午後Ⅱ
試験時間 50分 40分 90分 120分
出題数 30問 25問 2/3問 1/2問
形式 多肢選択式 多肢選択式 記述式 記述式
合格基準 60/100 60/100 60/100 60/100

前後編に分けて解説させていただきました。皆さんはこれを見てどう感じましたか?自分の取りたい資格は見つかったでしょうか?ぜひいろいろな資格に挑戦してみてください。



出典:IPA 独立行政法人 情報処理推進機構


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運営者:クヌギ

初出掲載:2019年12月1日

情報処理技術者試験の解説(前編)

こんにちは、クヌギです。

今回は「情報処理技術者試験」についての解説です。この試験を知らない人はもちろん、知っている方も改めて試験内容を確認してみて下さい。

試験の概要

まずは試験全体の概要から解説していきます。この試験はIPA 独立行政法人 情報処理推進機構(以下IPA)が主催して行われる試験です。詳しく知りたい方は以下のリンクをクリックしてください。
引用元(IPA 独立行政法人 情報処理推進機構)
IPAが行なっているいくつかの活動の中の1つである情報処理技術者試験ですが、これは「「情報処理の促進に関する法律」に基づき経済産業省が、情報処理技術者としての「知識・技能」が一定以上の水準であることを認定している国家試験」になります。国家試験ということは各試験に合格することで、日本全国で通用するものになります。試験の目的として、「情報技術を利用する企業、官庁などが情報処理技術者の採用を行う際に役立つよう客観的な評価の尺度を提供し、これを通じて情報処理技術者の社会的地位の確立を図ること。」というものがあります。この文章の通り企業の採用にも関わる試験になります。
試験自体の概要が分かったところで各試験区分について簡単に説明します。
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この画像は情報処理技術者試験の試験区分一覧になります。
以上の試験区分が存在します。

ITパスポート試験(IP)

試験概要

「ITを利活用するすべての社会人・これから社会人となる学生が備えておくべき、ITに関する基礎的な知識が証明できる国家試験」
この試験は試験区分の中でも最も敷居の低い試験です。これはIT従事者以外の方もたくさん受験されている試験になります。ほかの試験との違いは問題が紙で出てくるわけではなくパソコンを使って解くところです。

試験形式

試験時間 120分
出題数 100問
形式 四肢択一式
合格基準 600/1000

情報セキュリティマネジメント試験(SG)

試験概要

「情報セキュリティマネジメントの計画・運用・評価・改善を通して組織の情報セキュリティ確保に貢献し、脅威から継続的に組織を守るための基本的なスキルを認定する試験」
この試験はSCよりも基本的なセキュリティ知識を問われる試験です。

試験形式

午前 午後
試験時間 90分 90分
出題数 50問 3問
形式 多肢選択式 多肢選択式
合格基準 60/100 60/100

基本情報技術者試験(FE)

試験概要

「高度IT人材となるために必要な基本的知識・技能をもち、実践的な活用能力を身に付けた者を認定する試験」
この試験はITにかかわる人材の登竜門的な試験です。この試験に合格しているかどうかでITに関する基礎的な知識があるかを証明できます。

試験形式

午前 午後
試験時間 150分 150分
出題数 80問 7/13問
形式 多肢選択式 多肢選択式
合格基準 60/100 60/100

応用情報技術者試験(AP)

試験概要

「高度IT人材となるために必要な応用的知識・技能をもち、高度IT人材としての方向性を確立した者を認定する試験」
この試験に合格するとITの幅広い範囲を理解しているととらえられます。

試験形式

午前 午後
試験時間 150分 150分
出題数 80問 5/11問
形式 多肢選択式 多肢選択式
合格基準 60/100 60/100


少し文字が多くなってしまったので、高度試験区分については明日アップしたいと思います。



出典:IPA 独立行政法人 情報処理推進機構



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ブログの方向性と今後の目標

こんにちは、クヌギです。

前回(↓)の続きです。
自己紹介と所持資格の公開 - クヌギの勉強記
今回の記事では、これからブログに書いていく内容と自分の今後の目標を書いていきます。

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ブログの方向性

このブログではブログ名の通り、僕「クヌギ」が情報処理技術者試験を中心とした各種試験の勉強をすることをテーマにしていきます。記事の例としては、

  1. ○○試験の用語の解説
  2. ○○試験の概要の説明
  3. ○○試験に受かるための勉強法

などなど、これ以外にもいろいろなことを書いていきたいと思っています。
あと僕は日本史や世界史が好きなので、たまに番外編として日本史や世界史についても書くかもしれないです。
ブログの更新はできるだけ高頻度で行っていきたいと思いますが、4月からは社会人としての生活がスタートし何かと忙しくなると思いますので自分のペースでボチボチやっていきたいと思います。

今後の目標

次に今後の目標を宣言します。ちなみにこの目標は5年以内の達成を考えています。

データベーススペシャリスト試験に合格

これは今回立てた目標の中で、最も優先度が高い目標になります。なぜ最も優先度が高いのか?それは過去に一度データベーススペシャリスト試験に不合格になっている過去があるからです。それも残り2点で...。

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あと2点...
この時感じた悔しさをどうしても晴らしてやりたい、そんな思いで今回の目標を設定しました。

ネットワークスペシャリスト試験に合格

この試験を受験したいと思った理由はこの世界の根幹を担ている「ネットワーク」に関する知識を身に着け、より価値のあるIT人材になりたいからです。現代社会では「ネットワーク」の技術が必要不可欠です。今後もこの技術を持った人材への需要は変わらず高いと推測できます。よって取るべき価値はあると思います。

ファイナンシャルプランナー2級に合格

いきなりジャンルの違う試験が登場しました。簡単にこの試験を説明すると、「顧客の資産に応じた貯蓄・投資等のプランの立案・相談に必要な技能の程度を測定する検定」です。つまり人生における資産の使い方をアドバイスするための知識を測るものです。ではIT企業に就職する僕にこの資格が必要なのか?これは僕の携わりたいジャンルが金融関係であることによるものです。この資格を取っておくと業務に役立つといわれたのでこの試験を受験しようと思いました。

TOEICを受験し、700点以上を取る

これは実用性で言ったら、抜群に高いと思います。僕は以前姉に招待されて、タイに行ったことがあります。高校でも別に英語ができなかったというわけではないため、ある程度はコミュニケーションは取れるだろうといった気持ちでいました。しかし行ってみるとびっくり!ナニイッテルカワカリマセーン...って感じでした。次に海外に行く際は外国人のお姉ちゃんといっぱいしゃべるぞ!ということで英語を勉強をしようと思い、この目標を立てました。

この目標をもとに、これから頑張っていきたいと思います。
では次の記事もよろしくお願いします。



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